
クライアントから、新規のお客様をご紹介いただいた時の話
六本木ヒルズで会員制の教室を開くのにあわせ、ウェブサイトを構築したい
とのことでした。
お客様の会社が東京都内ということで、打ち合わせなどに行くつもりだったのですが、たまたまお客様がこちらに出張でいらっしゃると言うことで、スケジュールを合わせてお会いすることになりました。
50代くらいの女性社長で、私が住む田舎ではなかなかお会いすることがないような独特のオーラを放っていました。
お客様のご要望は大まかに以下の内容。
- CMSで構築したい。
- ドメインは新規取得で、できれば専用サーバーが望ましい。
- 会員登録及び管理が出来るシステムの構築。
- 会員専用ページの設置。
- メルマガ配信機能が必要。
六本木ヒルズには、教室用の部屋の賃貸契約なども済ませており、部屋の間取りや写真、教室のイメージイラストなど、予めたくさんの資料も用意していただいており、打ち合わせは終始スムーズに進めることが出来ました。
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ヒルズ族の勘違い
比較的ボリュームのある内容だったので、その場で概算の金額なども伝えず、
「次回の打ち合わせ時(次の週)に、デザイン案と御見積を準備して伺います」と話したときでした。
(お客様)「え?次にお目にかかるときは、ホームページ出来てるんじゃないの?」
(私)「え???」
(お客様)「え?この間、友人の会社がホームページ作ってたけど、1週間くらいで出来たって言ってましたよ?」
(私)「内容によっては出来ることもあるかも知れませんが、今回の案件のボリュームでは不可能ですし、デザインも提案させていただきたいですし。」
(お客様)「デザインは全ておまかせするから進めてちょうだい、急いでるので。」
(お客様)「見積も必要ないです。」
(私)「え???」
(お客様)「予算1万円なので、その範囲内でお願い。」
(私)「・・・・・・・・・・・」
キツネにつままれたタヌキ
その時の私はまさに、キツネにつままれたタヌキ状態でした。
その後、丁重にお断りさせていただいたのですが、なんと言ったらいいのでしょうか、
六本木ヒルズの賃料払える会社の社長さんとは思えないようなお仕事内容に驚きました。
私もまだまだ修行が足りません。(笑)
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