
Adobe Photoshop Lightroomは、デジタル一眼レフカメラのRAW画像の現像及び加工処理から、画像の管理まで行うツールとして、リリース直後から愛用しているソフトウェアです。
Photoshopとの連携機能も素晴らしく、最近では動画も扱えるほど多機能になってきています。
業務ではデジタル一眼レフカメラのRAWデータの現像からjpg書き出しがメインとなっていますが、そのjpgへの書き出し機能を使ったときに謎のエラーが出るようになりました。
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書き出し時の謎のエラー
Lightroomがまだバージョン4の頃、Adobeのデスクトップツールから「アップデートの通知」が届いたので、なにも考えずアップデートしました。
数日後、アップデートしたLightroomを立ち上げ、いつも通り「書き出し」の処理をしたのですが、
書き出し後、エラーメッセージが表示されました。
Win32API error 2:(エラー: 書き出しできません: 内部エラーが発生しました: AgWorkspace.shellExecute から ShellExecutedExW の呼び出し中に Win32API error 2 が発生しました(システムは指定されたファイルを見つけられません)
「書き出し出来ません」というエラーメッセージなのですが、書き出し自体は正常に出来ています。
何度やっても同じエラーですが、書き出しは出来ています。
Win32APIエラーなんて出るとドキッっとしてしまいますので、一度アンインストールしてから、再度同じバージョンのLightroomをインストールしました。が、
やはり同じエラーが出ます。
なんとWindowsのシステムにまでなにかやらかしてしまったのかと思いましたが、「書き出し」の作業自体は完了できますし、またアップデートでもあれば修正できるだろうと思ったのでそのまま放置していました。
バージョンアップ後も同じエラーが発生
その後、LightroomもようやくCreative Cloudの仲間入りが出来たようで、Adobe Photoshop Lightroom CCの名前でリリースされました。
このアップデートにより、書き出しのエラーも解消されるだろうと思っていたのですが、なんと
まったく同じエラーが出ます。
ファッ!?
「このままこのエラーと付き合っていくのか・・・まあ、書き出し自体問題無く出来るし」と諦めたとき、とりあえずGoogle先生に聞いてみようと思い検索。
あっさり見つかりました。
「後処理」セクションの書き出し後ポップアップメニューから「なにもしない」を選択します。
この問題は、書き出し後ポップアップメニューが空白の場合に発生する可能性があります。
引用元:Adobe Photoshop Lightroom Help / 写真の書き出し時にエラーメッセージが表示される(Photoshop Lightroom 4.1)
なんと、書き出し後の処理になにも選択されていないではないですか!
本来、この部分には「なにもしない」が設定されていたのですが、バージョン4の時のアップデート時に何も選択されていない状態になったんでしょう。
「なにもしない」を選択したところ、エラーが出なくなりました。
Adobeさん、サラッと書いてますが、一旦「なにもしない」等なにか設定した場合、もとの「空白」に戻すことは出来ませんので、ユーザーの操作ミスではないですよね。
こういう事って、なにかアナウンスしてもらう方法ってないんでしょうかね。
変な汗かいちゃいますよ。
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